1897年に途道、1906年に江別市大麻で畑作を開始、
1908年に牛を飼い始めました。それから現在に至ります。
1978年からは共進会にも精力的に参加し乳牛改良を重視してきました。
1996年には第29回宇都宮賞※1の
乳牛改良の部で評価して頂き賞を受賞するに至り、
平成22年の2月に種雄牛ミッドフィールド CCM アイオーンが
ジェネティックス北海道よりデビューし
平成23年には全国で登録された雌牛の父牛として1位になりました。
(http://hcaj.lin.gr.jp/02/2011/2-7-120320-2.htm)
現在も種雄牛候補の輩出にゲノム検査も活用しながら交配に力を入れる
究極の個体管理を模索しながら経営しています。
※1公益財団法人宇都宮仙太郎翁顕彰会
(http://www.holstein.or.jp/hhac/utsunomiya/index.html)
つなぎ飼い牛舎、独房牛舎、フリーバーン式育成牛舎の3棟を所有
冠名はミッドフィールド
粗飼料は乾草を中心に乳量10,000kg平均以上搾乳、成分も妥協なく
技術的な手法をいかんなく駆使して管理しております。
例えば栄養面ではコストと栄養素のマルチ化に重点をおき、
牛の健康を考えた飼料設計を代表自ら設計管理する事で
他には真似できない管理を実現しております。
病畜を低減させる事は当然ながら、死なせない管理、
助ける管理も追及し続けています。
- 個体管理を実現する為の3つの飼育方式
-
- つなぎ飼い
- 独房牛床
- フリーバーン式
ゲノミクスが酪農業界を変革へと導いた事は誰の目にも明らかでしょう。
当牧場でもゲノミクスを駆使した家畜改良を実践しています。GNTPやGTPIスコアを参考に選抜し、種雄牛候補にも投資しています。業界の支えになる種雄牛を輩出し様々なご助力を頂ける恵まれた環境への恩返しをしたいと考えています。
酪農業界は家族経営が中心でした。これは過去の話になりつつあるでしょう。
大型経営が主流となりつつある昨今、技術者不足は深刻度を増しつつあります。
当牧場では若い人材を育成する方針で「育つアルバイト」を実践しています。
提示できる技術、データ、仕事に対する向き合い方等々、日々の勉学では習得不可能なあらゆる実践的スキルを働きながら習得させる事を考えて雇用しています。
また、労働時間についても8時間労働を意識しニーズにマッチした労働環境を提供する努力も行いリベラル的な考えを模索しながら「育つ人材」を輩出していく事を務めます。
当牧場は、3つの高い理念を設定し、
その目標を実現する為に
多岐に渡る投資と多くの方々の指導を元に、
これからも努力していくつもりです。
完璧と言うには、まだまだ遠いかも知れませんが、
出来る事を実行していく経営を、
お見せ出来るようにしていきたいです。
また、当牧場の魅力を視察などで、
体感して頂きたいと思っております。
視察については何時でも、
お問い合わせ下さいますよう、お待ちしております。